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魯山人陶説

中公文庫

出版社名 中央公論社
出版年月 1992年5月
ISBNコード 978-4-12-201906-5
4-12-201906-0
税込価格 985円
頁数・縦 357P 図版24P 16cm

商品内容

要旨

書画、篆刻をよくし、生涯にわたって美食を追い求めた魯山人。「食器は料理のきもの」と唱え、40代後半から本格的に陶器の制作をはじめ、多彩で個性に富む数々の名品を生み出した。みずからの作陶体験と鋭い鑑賞眼をもって、古今の陶芸家と名器を俎上にのせ、やきものの尽きせぬ魅力を縦横に語った“魯山人のうつわ論”。

目次

なぜ作陶を志したか
私の陶器製作について
窯を築いて知り得たこと
私の作陶体験は先人をかく観る
陶芸家を志す者のために
魂を刳る美
日本のやきもの
瀬戸・美濃瀬戸発掘雑感
古九谷観
古唐津
備前焼
瀬戸黒の話
織部という陶器
志野焼の価値
乾山の陶器
芸美革新
陶器鑑賞について
料理と器物
古器観道楽〔ほか〕