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初期万葉論

中公文庫 BIBLIO

出版社名 中央公論新社
出版年月 2002年9月
ISBNコード 978-4-12-204095-3
4-12-204095-7
税込価格 943円
頁数・縦 292P 16cm

商品内容

要旨

万葉集の「見る」という語は、自然に対して交渉し、霊的な機能を呼び起こす語であった。人麻呂の解析を中心に、呪歌としての万葉歌、秘儀の方法としての歌の位置づけを明らかにする。

目次

第1章 比較文学の方法
第2章 巻頭の歌
第3章 呪歌の伝統
第4章 叙景歌の成立
第5章 挽歌の系譜
第6章 万葉の軌跡

著者紹介

白川 静 (シラカワ シズカ)  
1910(明治43)年福井県生まれ。立命館大学名誉教授、文字文化研究所所長。1943年立命館大学法文学部卒。1984年から1996年にかけて「字統」「字訓」「字通」の字書三部作を完成させる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)