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真夜中の太陽

中公文庫

出版社名 中央公論新社
出版年月 2004年8月
ISBNコード 978-4-12-204407-4
4-12-204407-3
税込価格 649円
頁数・縦 251P 16cm

商品内容

要旨

二十一世紀は二十世紀の続きなのか?政界における多数派シンドローム、企業の膨張至上主義、崩壊する安全神話、続発する警察の不祥事…。日本の行き詰まった状況をウィットとユーモアあふれる語り口で浮き彫りにする痛快エッセイ。

目次

世紀末在庫整理(二〇〇〇年問題
コンクリートの寿命
第四の権力、あるいは二十一世紀最強の武器 ほか)
真夜中の太陽(第三の徴税人
空中の商魂
省力化の帳尻 ほか)
見えすいたトリック(離散家族と日本の責任
幼児に英語を学ばせる愚
器さえ良ければ ほか)

著者紹介

米原 万里 (ヨネハラ マリ)  
1950年、東京都に生まれる。59〜64年、チェコスロバキアで過ごし、在プラハ・ソビエト学校で学ぶ。帰国後、東京外国語大学ロシア語科卒業、東京大学大学院露語露文学専攻修士課程修了。ロシア語通訳、翻訳者となる。80年、仲間とともにロシア語通訳協会を設立、初代事務局長に就任。現在、同会長。92年、テレビの同時通訳によって報道の速報性に貢献したとして日本女性放送者懇談会賞を受賞した。95年、通訳を論じた『不実な美女か貞淑な醜女か』で読売文学賞、97年、『魔女の1ダース―正義と常識に冷や水を浴びせる一三章』で講談社エッセイ賞、2002年、『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』で大宅壮一ノンフィクション賞。03年、『オリガ・モリソヴナの反語法』でBunkamuraドゥマゴ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)