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日本の海の幽霊・妖怪

中公文庫 BIBLIO

出版社名 中央公論新社
出版年月 2005年6月
ISBNコード 978-4-12-204546-0
4-12-204546-0
税込価格 1,362円
頁数・縦 333P 16cm

商品内容

要旨

船幽霊、漂流船と船人の信仰、海辺・海中の妖怪、伝承文学に昇華した海の幽霊…二〇年余にわたる意欲的なフィールドワークと文献調査の成果を集成し、豊富な事例をひきながら海妖伝承を系統立てて研究した民俗学者の遺稿集。没後、私家版としてごく小部数が刊行され、「幻」とまで評された名著、ついに復刊!巻末に用語・書名・人名索引を付す。

目次

第1章 船幽霊とは
第2章 海の幽霊の成り立ち
第3章 漂流中の船人の信仰
第4章 海上に現れる幽霊たち
第5章 海辺の妖怪たち
第6章 海中の妖怪―共潜き
第7章 死霊鎮慰の呪法
第8章 海の幽霊、伝承文学への昇華

著者紹介

関山 守弥 (セキヤマ モリヤ)  
1927(昭和2)年茨城県生まれ。教員として教壇に立ちつつ、55年国学院大学大学院修士課程(日本文学専攻)を修了。学習研究社勤務を経て68年に海の霊魂の研究を開始。81年12月急逝(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)