• 本

失われた手仕事の思想

中公文庫 し41−1

出版社名 中央公論新社
出版年月 2008年3月
ISBNコード 978-4-12-205011-2
4-12-205011-1
税込価格 902円
頁数・縦 293P 16cm

商品内容

要旨

野鍛冶、萱葺き、箕作り、木挽、櫓・櫂職人など手仕事に生きる人々を津々浦々に訪ね、技の来歴や習得の方法、自然とのかかわり、職業的倫理観などを考察する。最後の手業師たちを通じて、現代日本における「仕事」の根本を問いただす。匠の技、伝承の危機に迫る名著、待望の文庫化。

目次

第1章 消えた職人たち(鍬や包丁を作る野鍛冶
柿屋根を葺く屋根屋 ほか)
第2章 輪廻の発想―尽きない材料(素材採集の季節
尽きない材料 ほか)
第3章 徒弟制度とは何だったのか(職人を育てる
師が父の場合 ほか)
第4章 手の記憶(新しい徒弟制度の試み
徒弟制度再考 ほか)

著者紹介

塩野 米松 (シオノ ヨネマツ)  
1947年生まれ。秋田県出身。作家。アウトドア、職人技のルポルタージュ活動をする一方で文芸作家としても四回の芥川賞候補となる。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)