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テースト・オブ・苦虫 2

中公文庫 ま35−3

出版社名 中央公論新社
出版年月 2008年10月
ISBNコード 978-4-12-205062-4
4-12-205062-6
税込価格 607円
頁数・縦 231P 16cm
シリーズ名 テースト・オブ・苦虫

商品内容

要旨

生きていると出会ってしまう不条理な出来事の数々。口中に広がる人生の味は甘く、ときに苦い。「打ち合わせで打たれて歌ってる」「俺さんの研究」「だれが理解するかあ、ぼけ。」「始まっている泥棒」ほか、ちょっとビターなエッセイ集第二弾。

目次

「ロッカーの随筆」
地球救う前におのれ救え、どあほ。
「天下の男(志望者)」
駄作の誕生の仕方
パンク復興・相撲の迫力
人生の参考にせえや
打ち合わせで打たれて歌ってる
文筆のソウル
おのれのどたまが困難じゃ
随筆の宿酔。人間の宿痾。椋鳥の裏切。〔ほか〕

著者紹介

町田 康 (マチダ コウ)  
作家、ミュージシャン。1962年大阪生まれ。高校時代より町田町蔵の名で音楽活動を始める。97年に処女小説『くっすん大黒』で野間文芸新人賞、Bunkamuraドゥマゴ文学賞、2000年には「きれぎれ」で芥川賞を受賞する。01年詩集『土間の四十八滝』で萩原朔太郎賞、02年「権現の踊り子」で川端康成文学賞を受賞。05年に『告白』で谷崎潤一郎賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)