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薮の中の家 芥川自死の謎を解く

中公文庫 や32−4

出版社名 中央公論新社
出版年月 2008年7月
ISBNコード 978-4-12-205093-8
4-12-205093-6
税込価格 922円
頁数・縦 312P 16cm

商品内容

要旨

昭和二年七月二十四日未明、芥川龍之介は睡眠薬により、自らの死を選んだ…。しかし、致死量に至る睡眠薬の入手は、芥川の治療のために出された処方によれば困難である―主治医の日記、龍之介の書簡などから、自死の真相に迫る、渾身のノンフィクション。第十七回新田次郎文学賞受賞作。

目次

第1章 三人のS先生
第2章 紫檀の机
第3章 芥川主治医日記
第4章 死へのスプリング・ボード

著者紹介

山崎 光夫 (ヤマザキ ミツオ)  
1947年福井市生まれ。早稲田大学卒業。放送作家、雑誌記者を経て小説家に。1985年『安楽処方箋』で小説現代新人賞を受賞。医学・薬学関係に造詣が深い。1998年『薮の中の家―芥川自死の謎を解く』で第17回新田次郎文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)