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一枝の桜 日本人とはなにか

中公文庫 オ2−1

出版社名 中央公論新社
出版年月 2009年7月
ISBNコード 978-4-12-205183-6
4-12-205183-5
税込価格 880円
頁数・縦 282P 16cm

商品内容

要旨

日本人の美的世界・倫理的世界を善意な眼差しで概観しながらも、「慇懃と粗暴」「礼儀正しさとモラル破壊」「思慮深さと見栄っ張り」「同情心と冷淡」「慎み深さと思い上がり」といった相反する要素が両立する謎について、言語・風土・社会的要因から解明する。一九七〇年代にベストセラーとなった稀有な日本人論を初文庫化。

目次

日記からの断章
道案内がいります
イザナギノミコトの鉾から落ちた雫
宗教にかわる美学
陶工と料理人
造形芸術としての料理
美の四つの尺度
美を教えること
花と茶
ものみなその分あり〔ほか〕

おすすめコメント

善意な眼差しで概観しながらも、慇懃と粗暴、礼儀正しさとモラル破壊、思慮深さと見栄っ張りなど相反する要素が両立する謎を解明。

著者紹介

オフチンニコフ,フセワロード (オフチンニコフ,フセワロード)   Ovchinnikov,Vsevolod Vladimilovich
1926年レニングラードに生まれる。1951年モスクワの東洋大学中国科卒業、プラウダ入社。1953年から59年まで北京特派員、1962年から68年まで東京特派員、編集委員を務める
早川 徹 (ハヤカワ トオル)  
1911(明治44)年東京に生まれる。東京外国語学校(現・東京外国語大学)ロシア語部卒業。1947(昭和22)年読売新聞社入社。モスクワ特派員(1957〜61)編集局編集委員会幹事、資料部長、外報部長を歴任。2007(平成19)年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)