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いつもと同じ春

中公文庫 つ18−3

出版社名 中央公論新社
出版年月 2009年10月
ISBNコード 978-4-12-205216-1
4-12-205216-5
税込価格 817円
頁数・縦 306P 16cm

商品内容

要旨

一族の宿命を背負い、経営者として熾烈な競争世界を疾駆し続ける“私”は、一方で曖昧な「根無し草」としての自身を問い続ける。内奥に抱えた矛盾と葛藤を静かな筆致で描く自伝的小説。平林たい子文学賞受賞。

著者紹介

辻井 喬 (ツジイ タカシ)  
1927年東京生まれ。詩人・作家、元セゾングループ代表。経営者・堤清二としての活躍が知られる一方、精力的な創作活動で多彩な作品を生み出す。著作に詩集『異邦人』(室生犀星詩人賞)、『群青、わが黙示』(高見順賞)、『鷲がいて』(読売文学賞詩歌俳句賞)、小説『いつもと同じ春』(平林たい子文学賞)、『虹の岬』(谷崎潤一郎賞)、『父の肖像』(野間文芸賞)など多数。『自伝詩のためのエスキース』にて第二七回現代詩人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)