• 本

そして誰もいなくなる

改版

中公文庫 い74−7

出版社名 中央公論新社
出版年月 2010年4月
ISBNコード 978-4-12-205261-1
4-12-205261-0
税込価格 880円
頁数・縦 426P 16cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • アガサ・クリスティーの「そして誰もいなくなった」になぞらえて
    次々と殺されていく名門女子校の演劇部員。
    犯人がわかった後に明かされる真実にじんわりとした重みがあります。

    ミステリーの「本歌取り」が存分に楽しめる作品。
    「そして誰もいなくなった」を読んでおくと更に楽しめると思います。

    (2023年2月13日)

商品内容

要旨

名門女子校の式典の最中、演劇部による『そして誰もいなくなった』の舞台上で、服毒死する役の生徒が実際に死亡。上演は中断されたが、その後も部員たちが芝居の筋書き通りの順序と手段で殺されていく。次のターゲットは私!?部長の江島小雪は顧問の向坂典子とともに、姿なき犯人に立ち向かうが…。戦慄の本格ミステリー。

おすすめコメント

名門女子校演劇部によるクリスティ劇の上演中、連続殺人は幕を開けた。台本通りの順序と手段で殺される部員たち。真犯人はどこに? 学園本格ミステリー。

著者紹介

今邑 彩 (イマムラ アヤ)  
1955年(昭和30)年、長野県生まれ。都留文科大学英文科卒。会社勤務を経て、フリーに。1989(平成元)年鮎川哲也賞の前身である「鮎川哲也と13の謎」に応募し13番目の椅子を『卍の殺人』で受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)