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アウトサイダー 上

中公文庫 ウ6−3

出版社名 中央公論新社
出版年月 2012年12月
ISBNコード 978-4-12-205738-8
4-12-205738-8
税込価格 859円
頁数・縦 278P 16cm
シリーズ名 アウトサイダー

商品内容

要旨

アウトサイダーとはインサイダー(社会人)の対立概念。社会に適応せず、秩序の内側に留まることを拒絶する…。H.G.ウェルズ、カミュ、ヘミングウェイ、ニーチェ、ゴッホ、ニジンスキー、アラビアのロレンスらアウトサイダーたちの作品や人物を論じ、全世界に衝撃を与えた著者二十五歳の処女作。

目次

第1章 盲人の国
第2章 無価値の世界
第3章 ロマン主義的アウトサイダー
第4章 コントロールをめざして
第5章 苦痛の閾

おすすめコメント

ヘミングウェイ、サルトル、ニーチェら「アウトサイダー」を通して、現代人特有の病とその脱出法を探求し、全世界で話題を呼んだ著者25歳の処女作。

著者紹介

ウィルソン,コリン (ウィルソン,コリン)   Wilson,Colin
1931年、イギリス、レスター生まれの評論家、小説家。労働者階級の家に生まれ、アカデミックな教育は受けなかった。さまざまな職につきながら独学、作家の道を志す。56年、『アウトサイダー』で衝撃的デビューを飾り、以後、思想家・小説家の評伝や、性的倒錯、動機なき殺人、神秘主義などの研究、小説の執筆を通して独自の人間観を展開している
中村 保男 (ナカムラ ヤスオ)  
1931年、東京生まれ。55年東京大学文学部英文科卒業、58年同大学院修士課程修了。福田恆存に師事し、57年、『アウトサイダー』を福田と共訳(後に中村の単独名義に変更)。2008年、死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)