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日本の近代 3

明治国家の完成 1890〜1905

中公文庫 S24−3

出版社名 中央公論新社
出版年月 2012年12月
ISBNコード 978-4-12-205740-1
4-12-205740-X
税込価格 1,624円
頁数・縦 493P 16cm
シリーズ名 日本の近代

商品内容

要旨

明治憲法制定・帝国議会開設と近代国家へのスタートを切った日本は、内には藩閥と民党の抗争、外には日清・日露の両戦争と、多くの試練を迎える。帝国主義国家としての相貌をあらわにしはじめた日本、そして危機を乗り切った明治天皇の指導力とは。

目次

プロローグ 世紀の意識
1 世紀末の明治・新世紀の明治
2 国会前夜
3 初期議会と大津事件
4 世紀末の国会対策
5 日清戦争と三国干渉
6 藩閥と政党の提携
7 日露戦争と国家の完成

おすすめコメント

国会開設から日清・日露戦争にいたる激動の時代を生きた人々のドラマ。明治天皇や伊藤博文ら六人の主役たちを中心にダイナミックに描く。

著者紹介

御厨 貴 (ミクリヤ タカシ)  
1951年(昭和26)東京都生まれ。東京大学法学部卒業。東京都立大学教授、政策研究大学院大学教授、東京大学教授を経て、東京大学名誉教授、放送大学教授。政治家・官僚・実業家への聞きとり調査を蓄積して政策研究に資するオーラルヒストリーを提唱、精力的な活動を展開している。著書に『明治国家形成と地方経営』(東京市政調査会藤田賞)、『首都計画の政治』、『政策の総合と権力』(サントリー学芸賞)、『東京』、『馬場恒吾の面目』(吉野作造賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)