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ハル回顧録

改版

中公文庫 ハ16−1

出版社名 中央公論新社
出版年月 2014年11月
ISBNコード 978-4-12-206045-6
4-12-206045-1
税込価格 1,100円
頁数・縦 345P 16cm
シリーズ名 ハル回顧録

商品内容

要旨

一九四一年、日米交渉の最中に「ハル・ノート」を突きつけ、日本に対米開戦を決意させたことで知られるハルは、「国際連合の父」としてノーベル平和賞を受賞した、戦後体制の樹立者でもあった。十二年にわたり国務長官としてルーズェルト政権を支えた外交官が綴る国際政治の舞台裏。

目次

ルーズヴェルトとの交友
ニューディーラーとの関係
外国使臣に対する態度
ロンドン経済会議
モーレーとのいざこざ
通商協定への努力
関税引下げ政策の危機
戦前の米英仏関係
孤立主義者とのたたかい
軍備拡大の決意〔ほか〕

著者紹介

ハル,コーデル (ハル,コーデル)   Hull,Cordell
1871年、アメリカ・テネシー州に生まれる。民主党員としてテネシー政界で活躍後、合衆国下院議員に。1932年、上院議員に当選するが就任を辞退しフランクリン・ルーズヴェルト大統領の国務長官となる。以来、44年11月に健康を害し辞任するまで米国外交の要として活躍。その間、日米外交交渉の米国代表として、その任にあたった。第二次大戦後の国際連合設立にも貢献し、45年、ノーベル平和賞を受賞。55年没
宮地 健次郎 (ミヤジ ケンジロウ)  
1914年、福岡県出身。37年に東京帝国大学卒業後、朝日新聞社に入社。ベオグラード特派員、本社論説副主幹などを務める。退社後、武蔵大学教授、大東文化大学講師を歴任。2014年1月没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)