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いっさい夢にござ候 本間雅晴中将伝

改版

中公文庫 つ10−7

出版社名 中央公論新社
出版年月 2015年5月
ISBNコード 978-4-12-206115-6
4-12-206115-6
税込価格 1,100円
頁数・縦 461P 16cm

商品内容

要旨

フィリピン攻略戦でマッカーサーを敗走させたものの、バターン半島に立て篭もった敵を攻めあぐね、ついに大将の夢叶わず、予備役に編入された本間。敗戦後、捕虜虐待等の責任を問われた夫を救うため、妻・富士子はマニラに飛び、軍事法廷の証言台に立った―理性的で情に厚い“悲劇の将軍”の生涯を描いた本格ノンフィクション。

おすすめコメント

その死は「バターン死の行進」の報いか、マッカーサーの復讐か。マニラで戦犯として刑死した本間雅晴。理性的で情に厚い“良識派軍人”の生涯を描く。

著者紹介

角田 房子 (ツノダ フサコ)  
1914年東京生まれ。福岡女学院専攻科卒業後、パリに留学。85年『責任―ラバウルの将軍今村均』で新田次郎文学賞受賞、88年『閔妃暗殺』で新潮学芸賞受賞。その他、著書多数。95年「日韓の歴史・三部作」完成を機に東京都文化賞を受賞。2010年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)