数えずの井戸
中公文庫 き31−4
| 出版社名 | 中央公論新社 |
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| 出版年月 | 2017年8月 |
| ISBNコード |
978-4-12-206440-9
(4-12-206440-6) |
| 税込価格 | 1,012円 |
| 頁数・縦 | 731P 16cm |
商品内容
| 要旨 |
いく度も奉公先を追われる美しい娘・菊。慾のない菊の姿はやがて、つねに満ち足りない旗本青山家当主・播磨の心に触れるが、菊の父親の因果や、播磨の暗い人間関係が、二人を凄惨な事件に突き落とす。数えるから、足りなくなる―欠けた皿と心の渇きに惑う人々が織りなす、今まで語られなかった「皿屋敷」の真実。 |
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おすすめコメント
お菊はなぜ井戸端で皿を数えるようになったのか――それは、はかなくも美しい、もうひとつの「皿屋敷」。「おはなし」となったある事件を、独自の解釈で語り直す江戸怪談シリーズ第三作。