サムエルソン 『経済学』と新古典派総合
中公文庫 ね4−1
出版社名 | 中央公論新社 |
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出版年月 | 2018年2月 |
ISBNコード |
978-4-12-206548-2
(4-12-206548-8) |
税込価格 | 880円 |
頁数・縦 | 188,28P 16cm |
商品内容
要旨 |
二十世紀経済学で「最も影響力のあった五人」の一人といわれるサムエルソン。「経済学の考え方」を初歩から丁寧に示したその名著を起点に、現代経済思想の潮流に筆を及ばせた好著。コラムも充実。巻末に人物解説と年譜を付す。 |
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目次 |
第1章 経済学への志 |
おすすめコメント
20世紀経済学で「最も影響力のあった5人」の1人に挙げられるポール・A・サムエルソン。「経済学の考え方」を初歩から丁寧に示したその名著にして、現代経済学の潮流を見事にとらえたロングセラーを起点に、本書は、この巨星の人と思想を縦横に説いていく。彼の経済学への志とともに、残された遺産にも筆を及ばせた、サムエルソン理解のまさに好著といえよう。『「折衷」とか「妥協」の産物と批判されながら、新古典派総合に長いあいだ固執したのは、彼流の「現実感覚」あるいは「プラグマティズム」が根底にあったように思われる。(中略)経済学が「経世済民」として国民の福祉と密接にかかわる以上、ときに精密さを犠牲にしても現実に近づくべきだと考えたのがサムエルソンであった。』(本書「文庫化にあたって」より) コラムも充実。巻末に人物解説と年譜を付す。