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百鬼園戦後日記 1

中公文庫 う9-12

出版社名 中央公論新社
出版年月 2019年1月
ISBNコード 978-4-12-206677-9
4-12-206677-8
税込価格 1,100円
頁数・縦 324P 16cm
シリーズ名 百鬼園戦後日記

商品内容

要旨

暫らく振りに蝋燭の明かりにて日記を書き続ける。こはいけれど空襲よりはいいだらう―。掘立小屋にまで押しかける編集者に辟易し、毎日の酒の入手に奔走する。ロングセラー『東京焼盡』の翌日、昭和二十年八月二十二日から二十一年十二月三十一日まで。全三巻。巻末エッセイに谷中安規。

目次

昭和二十年
昭和二十一年

おすすめコメント

暫らく振りに蝋燭の明かりにて日記を書き続ける。こはいけれど空襲よりはいいだらう――ロングセラー『東京焼盡』の翌日、昭和二十年八月二十二日から二十一年十二月末までの記録。掘立小屋にも編集者がおしかけ、毎日の酒の入手に苦労する日々を具体的かつ飄然と綴る。巻末付録・谷中安規「かをるぶみ」。(全三巻)

著者紹介

内田 百〓 (ウチダ ヒャッケン)  
明治22年(1889)、岡山市に生まれる。六高を経て、大正三年、東京帝大独文科を卒業。この間、漱石の知遇を受け、門下の芥川龍之介、森田草平らを識る。以後、陸軍士官学校、海軍機関学校、法政大学などで教鞭をとる。無気味な幻想を描く第一創作集『冥途』をはじめとして小説や随筆など多くの著作がある。昭和46年(1971)4月、八十二歳で没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)