• 本

灰と日本人

中公文庫 こ30−5

出版社名 中央公論新社
出版年月 2019年3月
ISBNコード 978-4-12-206708-0
4-12-206708-1
税込価格 968円
頁数・縦 245P 16cm

商品内容

要旨

発火、料理、消毒、肥料、発酵、製紙、染料、陶芸のほか、香道や茶道にも道具や材料として、灰は日本人の生活を支えてきた。また童話の中には「灰かぶり姫(シンデレラ姫)」に似た話が世界にあることを見出す。食生活、社会、風俗、宗教、芸術に分け入り、身近な生活必需品=灰の科学と神秘性を解き明かす。灰の負のイメージを払拭する画期的な作品。

目次

1 灰の生いたち
2 灰と食
3 灰の恵み
4 灰の効能
5 灰の恐怖
6 灰と高貴

おすすめコメント

発火、料理、消毒、肥料、発酵、製紙、染料、陶芸等、道具や材料だった必需品について食生活、社会、風俗、宗教、芸術に分け入り科学と神秘性を解き明かす

著者紹介

小泉 武夫 (コイズミ タケオ)  
1943(昭和18)年、福島県の酒造家に生まれる。東京農業大学農学部醸造学科卒業。農学博士。東京農業大学名誉教授。現在、広島大学、鹿児島大学、琉球大学、福島大学などの客員教授を務める。専門は醸造学、発酵学、食文化論。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)