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人口論

改版

中公文庫 マ5−2

出版社名 中央公論新社
出版年月 2019年7月
ISBNコード 978-4-12-206762-2
4-12-206762-6
税込価格 990円
頁数・縦 291P 16cm
シリーズ名 人口論

商品内容

要旨

人口は等比級数的に増加するが、食糧は等差級数的にしか増加しない―。人口急増期を迎え、人口増こそ富める国の証しとされた一八世紀ヨーロッパで、その負の側面に切り込んだマルサス。ケインズが「若々しい天才の作品」と評した論争の書は、今なお人口問題を考えるうえで多くの示唆に富む。

おすすめコメント

人口は等比数列的に増加するが、食糧は等差数列的にしか増加しない――。人口減少社会の日本でもなお顧みるべき、人口問題論の原点。〈解説〉藤原辰史

著者紹介

マルサス,トマス・ロバート (マルサス,トマスロバート)   Malthus,Thomas Robert
1766年イギリス生まれ。古典派経済学者。ケンブリッジ大学ジーザス・カレッジを卒業後、同カレッジのフェローなどを経て牧師に。98年に『人口論』初版を匿名で発表。第二版より著者名を明記し、以後、1826年の第六版まで改訂を重ねる。05年に東インド・カレッジの歴史学および経済学の教授に就任。1834年、没
永井 義雄 (ナガイ ヨシオ)  
1931年愛知県生まれ。名古屋大学経済学部卒業、同大学大学院経済学研究科博士課程修了。名古屋大学教授、一橋大学教授、関東学院大学教授などを経て、名古屋大学名誉教授。経済学博士。専攻は経済学史・社会思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)