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「般若心経」を読む

中公文庫 み10−25

出版社名 中央公論新社
出版年月 2020年5月
ISBNコード 978-4-12-206886-5
4-12-206886-X
税込価格 858円
頁数・縦 203P 16cm

商品内容

要旨

人はなぜ「生」に執着し「色」に執着するのか。幼少時代の誦読と棚経を回想、一休和尚や正眼国師(盤珪禅師)の訳や解釈を学び直し、人間の性を見つめ直す。色と欲に煩悶した日々を顧み、生き身のありがたさ、女性は弥勒菩薩など独自の境地に辿り着く。愚かさを見すえ、人間の真実に迫る。水上版「色即是空」。

目次

「まかはんにゃはらみたしんぎょう」
漢字「般若心経」にめぐりあう
正眼国師の『心経抄』と私
一切は「空」である
私版「色即是空」の世界
一休における「色即是空」の世界
死して百日紅や椿の花となる
不浄を美しいと思うときもある
六根・六塵の本体は無である
無明とは何か
四苦八苦を成敗するには
のたうちまわって生きるしかない

おすすめコメント

幼少時代の誦読と棚経を回顧、一休和尚や正眼国師(盤珪禅師)の訳や解釈を学び直し、原点から人間の性を見つめ直す水上版「色即是空」。<解説>高橋孝次

著者紹介

水上 勉 (ミズカミ ツトム)  
1919(大正8)年、福井県に生まれる。幼くして京、都の禅寺に預けられる。立命館大学文学部国文科中退。61(昭和36)年『雁の寺』で直木賞、『宇野浩二伝』で菊池寛賞、『一休』で谷崎潤一郎賞、『良寛』で毎日芸術賞、『寺泊』で川端康成文学賞受賞。2004(平成16)年9月没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)