• 本

酒宴/残光 吉田健一短篇小説集成

中公文庫 よ5-13

出版社名 中央公論新社
出版年月 2022年3月
ISBNコード 978-4-12-207194-0
4-12-207194-1
税込価格 1,430円
頁数・縦 394P 16cm

商品内容

要旨

翻訳から批判へ、随筆から小説へと自在に横断し、独自の文学世界を築き上げた文士・吉田健一。その小説家の誕生を告げる第一短篇集『酒宴』(一九五七年)と第二短篇集『残光』(一九六三年)の全一七篇を収める初期短篇小説集成。

出版社・メーカーコメント

翻訳から批評へ、批評から創作へと自在に横断し、独自の文学世界を築き上げた文士・吉田健一。その小説家の誕生を告げる第一短篇集『酒宴』(一九五七年)と前期の集大成『残光』(一九六三年)の全一七篇を収める(『吉田健一全短編集』改題)。巻末に幻想短篇「海坊主」を収録。〈解説〉富士川義之【生誕一一〇年記念出版】

著者紹介

吉田 健一 (ヨシダ ケンイチ)  
1912年(明治45)、東京に生まれる。吉田茂元首相の長男。暁星中学を卒業ののち、英国ケンブリッジ大学に学ぶ。ロレンス、ヴァレリー等、英仏にわたる翻訳、文芸批評、小説など多彩な文筆活動を行う。『シェイクスピア』『瓦礫の中』で読売文学賞、『日本について』で新潮社文学賞、『ヨオロッパの世紀末』で野間文芸賞を受賞。著書多数。1977年(昭和52)没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)