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新編散文の基本

中公文庫 あ20-4

出版社名 中央公論新社
出版年月 2022年9月
ISBNコード 978-4-12-207253-4
4-12-207253-0
税込価格 1,100円
頁数・縦 299P 16cm

商品内容

要旨

短篇は他のどんなジャンルよりも発想や展開において、また構成や叙述において自由で柔軟なものだ―。「私の文章作法」「短篇小説論」を中心に日本語論、自作解説を増補した新編集版。『短編小説礼讃』の著者による小説作法の書。巻末に荒川洋治との対談「短篇小説を語る」を収録する。

目次

1 私の文章作法(書くということ
待つ・聞く・書く
好きな言葉 ほか)
2 日本語について(ニュアンスについて
昔の言葉
いい文章 ほか)
3 短篇小説論(短篇作者の仕事
贋の首飾り―モーパッサン
チェーホフの星 ほか)

出版社・メーカーコメント

『短編小説礼讃』の著者による小説作法の書。「私の文章作法」「短篇小説論」に日本語論、自作解説等を増補した新編集版。巻末に荒川洋治との対談を付す。

著者紹介

阿部 昭 (アベ アキラ)  
1934年、広島県に生まれ、神奈川県藤沢市に育つ。東京大学文学部フランス文学科卒業。59年、ラジオ東京(現TBS)に入社し71年まで勤務。62年、「子供部屋」で文學界新人賞を受賞し、作家デビュー。73年、『千年』で毎日出版文化賞、76年、『人生の一日』で芸術選奨文部大臣新人賞を受賞。89年死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)