• 本

吉行淳之介掌篇全集

中公文庫 よ17−18

出版社名 中央公論新社
出版年月 2024年2月
ISBNコード 978-4-12-207487-3
4-12-207487-8
税込価格 1,320円
頁数・縦 362P 16cm

商品内容

要旨

感受性を全開にして読んでもらえば、おのずから分かる―。ブラックユーモア、思いがけない結末、現実を溶かしていく夢の世界。短篇の名手による、研ぎ澄まされたミクロコスモス。一九六一年の「肥った客」から八二年の「夢の車輪」連作まで、掌篇小説五十篇を年代順に初集成。文庫オリジナル。

出版社・メーカーコメント

短篇の名手による、研ぎ澄まされた掌篇五十篇。一九六一年の「肥った客」から八三年の「夢の車輪」まで年代順に初集成。文庫オリジナル。生誕百年記念出版

著者紹介

吉行 淳之介 (ヨシユキ ジュンノスケ)  
大正13年(1924)、岡山市に生まれ、二歳のとき東京に移る。麻布中学から旧制静岡高校に入学。昭和19年(1944)9月、岡山連隊に入営するが気管支喘息のため四日で帰郷。20年東大英文科に入学。大学時代より「新思潮」「世代」等の同人となり小説を書く。大学を中退してしばらく「モダン日本」の記者となる。29年に「驟雨」で第三十一回芥川賞を受賞。45年には『暗室』で第六回谷崎潤一郎賞を受賞する。平成6年(1994)死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)