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ある昭和史 自分史の試み

改版

中公文庫 い41-5

出版社名 中央公論新社
出版年月 2024年9月
ISBNコード 978-4-12-207556-6
4-12-207556-4
税込価格 1,430円
頁数・縦 433P 16cm
シリーズ名 ある昭和史

商品内容

要旨

この時代の波瀾の歴史を民衆の経験の質感の連鎖として捉えてみたい―庶民生活、十五年戦争、常民の足跡、天皇像の四つを主題に自らの同時代人としての歩みとともに、昭和の五十年を描く。「自分史」を提唱した先駆的な著作に新たに「昭和の終焉」を増補。毎日出版文化賞受賞作。

目次

庶民生活の五十年(歴史を刻む顔
暗い北向きの土間で ほか)
十五年戦争を生きる(わが個人史の試み
活動写真館の片隅で ほか)
ある常民の足跡(昭和五十年をつくった人びと
ほろびゆく常民 ほか)
昭和史の天皇像(さまざまなイメージ
外国人の二つの評価 ほか)

出版社・メーカーコメント

十五年戦争を主軸に個人史とともに昭和の五十年を描く。「自分史」を提唱した先駆的な著作に「昭和の終焉」を増補。毎日出版文化賞受賞。〈解説〉成田龍一

著者紹介

色川 大吉 (イロカワ ダイキチ)  
1925年(大正14)千葉県佐原市に生まれる。43年東京大学文学部国史学科に入学したが「学徒出陣」で海軍航空隊に入隊、戦後復学して48年に卒業。米国プリンストン大学客員教授を経て、東京経済大学名誉教授。自分史、民衆史の提唱者、実践者として知られる。2021年(令和3)死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)