• 本

化物園

中公文庫 つ36−1

出版社名 中央公論新社
出版年月 2025年5月
ISBNコード 978-4-12-207654-9
4-12-207654-4
税込価格 990円
頁数・縦 344P 16cm

商品内容

要旨

「私は人ではありません。数百年を旅して回り、メンタマグルメに興じています」公園の雑木林を狩り場に、人間のメダマを狙う“猫”。かかわったものに呪いをかけ、どこまでも追いかける“蛇”。甘言で家を乗っ取り、金だけさらっていく“狐”。古今東西、人間の陰に生き、喰らい、時に育てる化物たち。その醜くて愛おしい姿を、さあ、ご覧あれ!

出版社・メーカーコメント

「人間はおもしろい。だが、飼ってはならぬ」醜悪、異様、狡猾、艶然−−。身の毛もよだつ、究極のホラー七篇をご覧あれ!

著者紹介

恒川 光太郎 (ツネカワ コウタロウ)  
1973年東京都生まれ。2005年『夜市』で日本ホラー小説大賞を受賞しデビュー。同作で直木賞候補に。14年『金色機械』で日本推理作家協会賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)