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葦の地方 詩文集

中公文庫 お104−1

出版社名 中央公論新社
出版年月 2026年9月
ISBNコード 978-4-12-207832-1
(4-12-207832-6)
税込価格 1,320円
頁数・縦 309P 16cm

商品内容

要旨

大阪を拠点に短歌的抒情に抗して“歌と逆に歌に”詩を追求しつづけた小野十三郎。昭和の名詩「葦の地方」、教科書で親しまれる「山頂から」ほか代表詩篇二十五篇。さらに短歌に「奴隷の韻律」を見出した峻烈な批評、自伝抄「夢魔を追って」等を収めた文庫オリジナル作品集。

目次

1 詩(断崖
葦の地方
明日
山
渺かに遠く
葦の地方(五)
不当に「物」が否定されたとき
ぼうせきの煙突
犬
大怪魚
一本のろうそく
ハマスゲのたぶさ
木々が芽吹くとき
雲も水も
山頂から
旅と滞在
雀
拒絶の木
明治のすき焼
新しい仕事
最期の木8
最期の木10
カヌーの速度で
前夜 亡き妻に
さらば始祖鳥)
2 批評(「詩論」から
短歌的抒情に抗して
奴隷の韻律
奴隷の韻律
民衆侮蔑ということ
「奴隷の韻律」補遺
詩の音楽性
反逆の抒情―『中野重治詩集』
現代詩と伝統)
3 回想(夢魔を追って
空飛ぶ蒸気機関車
大阪文学学校二十年
葦原の痕跡 花田清輝のこと)

出版社・メーカーコメント

大阪を拠点に短歌的抒情に抗して「歌と逆に歌に」詩を追求した著者の詩と批評、回想を収めた文庫オリジナル作品集。〈解説〉細見和之【没後30年記念企画】

著者紹介

小野 十三郎 (オノ トオザブロウ)  
1903(明治36)年大阪市生まれ。詩人。大阪文学学校初代校長。東洋大学中退。26(大正15)年、第一詩集『半分開いた窓』を刊行。33年東京から大阪に戻り、以降、39年に詩集『大阪』、43年に『風景詩抄』を刊行。戦時下、のちに『詩論』(47年)に結実する短歌的抒情の否定を核とした批評活動を展開。戦後、秋山清、岡本潤、金子光晴とともに詩誌『コスモス』を創刊。54年に大阪文学学校を創立し、91年まで校長を務める。74年、詩集『拒絶の木』で読売文学賞を受賞。77年から日本現代詩人会会長を務めた。1996(平成8)年10月没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)