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ヨーロッパ文明批判序説 植民地・共和国・オリエンタリズム

増補新装版

出版社名 東京大学出版会
出版年月 2017年5月
ISBNコード 978-4-13-010133-2
4-13-010133-1
税込価格 8,140円
頁数・縦 438,48P 22cm
シリーズ名 ヨーロッパ文明批判序説

商品内容

要旨

「近代ヨーロッパ批判」三部作、完結!『ヨーロッパ文明批判序説』『近代ヨーロッパ宗教文化論』『評伝スタール夫人と近代ヨーロッパ』を貫くものとは。「ゆるやかな三部作をめぐって」を増補

目次

第1部 島と植民地(一八七〇年代の地球儀とポリネシア幻想
「絶海の孤島」から「愛の楽園」まで
黒人奴隷と植民地
フランス共和国の奴隷制廃止派たち)
第2部 言説としての共和国(国境の修辞学―ミシュレの方へ
「ナショナル・ヒストリー」から「国民文学」へ―ヴィクトル・ユゴーを求めて
共和国の辞典―ピエール・ラルースをめぐって)
第3部 キリスト教と文明の意識(知の領域としてのオリエント
セム対アーリア
記述されたイスラーム世界
非宗教性の時代のキリスト教)

著者紹介

工藤 庸子 (クドウ ヨウコ)  
1944年浦和生まれ。1969年東京大学文学部卒業。東京大学大学院総合文化研究科教授(地域文化研究)、放送大学教授をへて現在、東京大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)