• 本

中国思想史

出版社名 東京大学出版会
出版年月 2007年9月
ISBNコード 978-4-13-012056-2
4-13-012056-5
税込価格 2,750円
頁数・縦 244,11P 21cm

商品内容

要旨

古代思想と現代中国は、どうつながるのか?世界史のなかで“中国”とは何だったか?停滞史観も革命史観もともに斥けて、中国に固有の歴史枠組をさぐる。

目次

第1章 秦漢帝国による天下統一(天人相関と自然
天下のなかの人間
国家の体制をめぐって
儒教国教化と道教・仏教)
第2章 唐宋の変革(新しい経学
君主像の変化
政治秩序の源泉
心をめぐる教説
秩序の構想)
第3章 転換期としての明末清初期(政治観の転換
新しい田制論と封建論
社会秩序観の転換
人間観・文学観の変化
三教合一に見る歴史性)
第4章 激動の清末民国初期(清末の地方「自治」
西欧近代思想の受容と変革
伝統のなかの中国革命
現代中国と儒教)

著者紹介

溝口 雄三 (ミゾグチ ユウゾウ)  
1932年生まれ。1958年東京大学文学部卒業。1981年東京大学文学部教授。東京大学名誉教授
池田 知久 (イケダ トモヒサ)  
1942年生まれ。1965年東京大学文学部卒業。1991年東京大学大学院人文社会系研究科教授。大東文化大学教授、東京大学名誉教授
小島 毅 (コジマ ツヨシ)  
1962年生まれ。1985年東京大学文学部卒業。1992年徳島大学総合科学部専任講師。東京大学大学院人文社会系研究科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)