• 本

公共する人間 1

伊藤仁斎 天下公共の道を講究した文人学者

  • 片岡龍/編 金泰昌/編
出版社名 東京大学出版会
出版年月 2011年1月
ISBNコード 978-4-13-014171-0
4-13-014171-6
税込価格 5,170円
頁数・縦 320P 22cm
シリーズ名 公共する人間

商品内容

目次

発題1 「武国」に抵抗する江戸思想―伊藤仁斎の「文」と「王道」言説をめぐって
発題2 山鹿素行の朱子学批判の現代的意義を考える
発題3 伊藤仁斎と李退渓―儒教的考え方における公共哲学との関連性を中心に
発題4 伊藤仁斎における「恕」の可能性―“公共”の視点から
発題5 伊藤仁斎の「天下公共の道」における公共的な生と倫理
発題6 伊藤仁斎の学問観―“公共”への参与と鑑識
発題7 伊藤仁斎の“言葉と世界”論―宇宙と天道の観念を中心に
発題8 伊藤仁斎を公共哲学する
補論 「武士的公共性」の可能性―山鹿素行・荻生徂徠・乳井貢

出版社
商品紹介

「武」に偏した時代に抗し、一市井人として平和の思想的土壌を育むために「公共的な対話」を重視した仁斎の人間像の迫る。

著者紹介

片岡 龍 (カタオカ リュウ)  
1965年生れ。東北大学大学院文学研究科准教授。日本思想史、東アジア思想史
金 泰昌 (キム テチャン)  
1934年生れ。公共哲学共働研究所長。1990年来日。政治哲学・比較社会思想(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)