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難病政策の形成と変容 疾患名モデルによる公費医療のメカニズム

出版社名 東京大学出版会
出版年月 2023年2月
ISBNコード 978-4-13-066411-0
4-13-066411-5
税込価格 5,500円
頁数・縦 188P 22cm

商品内容

目次

序論
第1章 医科学研究事業としての公費負担医療の萌芽:スモン対策から難病へ(先行研究と視点:公費負担医療の正当化論とスモン対策
国費研究班の組織化 ほか)
第2章 研究医と難病病床:国立療養所の病床構造転換(先行研究と視点:戦後の国立療養所・国立病院の病床構造
国立療養所宇多野病院にみる難病病床の変遷 ほか)
第3章 疾患名モデルとその拡張(疾患名モデルの視点
医療費助成から福祉事業へ:研究事業と財政支出の多様化 ほか)
第4章 難病政策の国際的な三類型:疾患名モデルに基づく難病政策の展開(先行研究:医療政策における難病政策の位相
欧州の難病政策とその形態 ほか)
終章

著者紹介

渡部 沙織 (ワタナベ サオリ)  
東京大学医科学研究所公共政策研究分野特任研究員。2018年3月明治学院大学大学院社会学研究科社会学専攻博士後期課程修了、博士(社会学)。日本学術振興会特別研究員DC1(明治学院大学大学院)、日本学術振興会特別研究員PD(東京大学先端科学技術研究センター人間支援工学分野)を経て、2021年より現職。2018年、第8回日本学術振興会育志賞受賞。(研究領域)医療社会学、希少難治性疾患のELSI(倫理的法的社会的課題)研究、医療政策の歴史社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)