
エンデの遺言 根源からお金を問うこと
出版社名 | NHK出版 |
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出版年月 | 2000年2月 |
ISBNコード |
978-4-14-080496-4
(4-14-080496-3) |
税込価格 | 1,650円 |
頁数・縦 | 261P 20cm |
書店レビュー
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お金に対しての常識を疑いましょう!
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- 井戸書店 (兵庫県神戸市須磨区)
何気なく毎日使っているお金に疑問を持ったことがありませんか? 今まで「お金とは何か」なんて考えたこともなく、モノを買うときにはお金と交換し、働いた報奨にお金を受け取る、交換がメインの役割だと思っていました。しかしながら、この常識をぶち壊したのが『エンデの遺言−根源からお金を問うこと』です。 もともとお金は交換の手段にだけ使われていたんですが、経済を動かす人たちは「お金がお金を生む」ことを仕事にし、為替、株などの取引でお金が世界中を飛び回っています。「交換」だけに使われるお金は全体からして微々たる存在になっています。これに疑問符を投げかけたのがミヒャエル・エンデです。『モモ』や『はてしない物語』で有名な児童文学者。「交換」用のお金と「利を生む」お金が同じであることに異議を唱えたのです。つまり、「利を生む」お金が普通に暮らす人間の経済生活に大きな暗い影を落としているからです。これはバブル崩壊した現在の日本を考えたら容易に想像できるでしょう。彼は「お金だけがどんなに時間が経過しようが、その価値は変わらない。」ことがおかしい、地球上でそんな存在はお金だけですが、お金も老化しなければな
(2005年9月28日)
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商品内容
要旨 |
ファンタジー作家ミヒャエル・エンデに導かれて「暴走するお金」の正体を探りに旅立つ。「老化するお金」「時とともに減価するお金」など、現代のお金の常識を破る思想の数々を紹介する。欧米に広がる地域通貨の実践―米国のイサカアワー、ヨーロッパの交換リング、スイスのヴィア銀行などをレポートする。 |
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目次 |
プロローグ 『エンデの遺言』―その深い衝撃 |