• 本

NHKさかのぼり日本史 2(昭和)

とめられなかった戦争

  • 加藤陽子/著
出版社名 NHK出版
出版年月 2011年7月
ISBNコード 978-4-14-081486-4
4-14-081486-1
税込価格 1,045円
頁数・縦 137P 19cm
シリーズ名 NHKさかのぼり日本史

商品内容

要旨

歴史には時代の流れを決定づけたターニングポイントがあり、それが起こった原因を探っていくことで「日本が来た道」が見えてくる。満州事変から敗戦までの十五年、政府と軍部が繰り返した“誤算”とは―戦局拡大の要因を1944年→1941年→1937年→1933年の“指導者たち”の姿に見出す。

目次

第1章 敗戦への道―1944年(昭和19年)(西太平洋の小さな島々
緒戦の大勝、そして暗転 ほか)
第2章 日米開戦 決断と記憶―1941年(昭和16年)(国力と精神力
「泥沼」からの脱出めざして南進へ ほか)
第3章 日中戦争長期化の誤算―1937年(昭和12年)(長江をさかのぼって
自衛と膺懲 ほか)
第4章 満州事変暴走の原点―1933年(昭和8年)(「起こった」と「起こされた」
「満蒙」の誕生 ほか)

著者紹介

加藤 陽子 (カトウ ヨウコ)  
1960年埼玉県生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科教授。東京大学大学院博士課程修了。専攻は日本近代史。山梨大学助教授、スタンフォード大学フーバー研究所訪問研究員などを経て現職。著書に『それでも、日本人は「戦争」を選んだ』(朝日出版社、小林秀雄賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)