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NHKさかのぼり日本史 6(江戸)

“天下泰平”の礎

  • 磯田道史/著
出版社名 NHK出版
出版年月 2012年1月
ISBNコード 978-4-14-081490-1
4-14-081490-X
税込価格 1,045円
頁数・縦 123P 19cm
シリーズ名 NHKさかのぼり日本史

商品内容

要旨

歴史には時代の流れを決定づけたターニングポイントがあり、それが起こった原因を探っていくことで「日本が来た道」が見えてくる。二百六十年以上にわたる長期安定社会を築いた「徳川の平和」の根底にあったものとは―。1806年→1783年→1707年→1637年の危機を社会構造改革の場とした“転換”の発想を見る。

目次

第1章 「鎖国」が守った繁栄―1806年(文化3年)(「徳川の平和」の岐点
文化爛熟期に起きたウェスタン・インパクト ほか)
第2章 飢饉が生んだ大改革―1783年(天明3年)(幕府中興の祖、吉宗の行った改革
田沼政治の功罪 ほか)
第3章 宝永地震 成熟社会への転換―1707年(宝永4年)(新田開発へと雪崩を打つ
上道郡沖新田の干拓事業 ほか)
第4章 島原の乱「戦国」の終焉―1637年(寛永14年)(徳川時代の幕開け
生瀬の乱の凄惨な事実 ほか)

出版社
商品紹介

260年以上にもおよぶ、世界でも類を見ない安定社会を築き上げた“徳川の平和”はなぜ可能だったのか。危機を「社会構造転換の場」ととらえた幕府の斬新な発想を見る。

著者紹介

磯田 道史 (イソダ ミチフミ)  
1970年岡山県生まれ。茨城大学人文学部准教授。慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(史学)。専攻は日本近世社会経済史・歴史社会学・日本古文書学。2003年『武士の家計簿―「加賀藩御算用者」の幕末維新』(新潮新書)がベストセラーとなり、新潮ドキュメント賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)