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ナワリヌイ プーチンがもっとも恐れる男の真実

出版社名 NHK出版
出版年月 2021年11月
ISBNコード 978-4-14-081884-8
4-14-081884-0
税込価格 2,530円
頁数・縦 350P 19cm

商品内容

要旨

ロシア当局が命じたとされる毒殺未遂事件、療養先から帰国直後の拘束―その安否が国際的な注目を集めるロシアの反体制派指導者ナワリヌイ。何度も収監されながらも強権的なプーチン政権を揺さぶってきた活動家は、いかにしてクレムリン最大の脅威となったのか?英雄視される一方で煽動家、差別主義者とも呼ばれるその実像とは?プーチンがいまも恐れつづける男の反汚職および抗議活動家・政治家としての姿を通して、ロシアの奥深い闇と複雑な社会構造を抉り出す迫真のノンフィクション。

目次

第1章 アレクセイ・ナワリヌイとは何者か?
第2章 反汚職活動家として
第3章 政治家の誕生
第4章 抗議者として
第5章 クレムリンVSナワリヌイ
第6章 ナワリヌイとロシアの未来

出版社・メーカーコメント

毒殺未遂、帰国直後の拘束など、国際的な注目を集めるロシア最大の反体制派指導者ナワリヌイ。活動家は、いかにしてクレムリン最大の脅威となったのか? 英雄視される一方で煽動家・差別主義者とも呼ばれるその実像とは? ロシアの奥深い闇と複雑な社会構造、緊迫した国際関係に迫る!

著者紹介

ドルバウム,ヤン・マッティ (ドルバウム,ヤンマッティ)   Dollbaum,Jan Matti
独ブレーメン大学社会政策研究センター(SOCIUM)博士研究員。ロシア国立研究大学高等経済学院、米ノースカロライナ大学チャペルヒル校客員研究員。専門は権威主義体制と社会運動の機能の比較展望で、とくにロシアと東欧における抗議活動に焦点を当てる
ラルーエ,モルヴァン (ラルーエ,モルヴァン)   Lallouet,Morvan
英ケント大学で比較政治学を専攻する博士候補者。論文テーマはナワリヌイとロシア。パリ政治学院で政治学の修士号を取得し、ロシアの国内政治と権威主義体制における野党について研究
ノーブル,ベン (ノーブル,ベン)   Noble,Ben
ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンのロシア政治学助教。英国王立国際問題研究所のロシア・ユーラシア専門準研究員。ロシア国立研究大学高等経済学院の上席研究員。ロシア国内政治、立法政策、専制主義体制について研究
熊谷 千寿 (クマガイ チトシ)  
翻訳家。東京外国語大学外国語学部英米語学科卒。訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)