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通勤電車でよむ詩集

生活人新書 302

出版社名 NHK出版
出版年月 2009年9月
ISBNコード 978-4-14-088302-0
4-14-088302-2
税込価格 726円
頁数・縦 179P 18cm

商品内容

要旨

多くの人と乗り合わせながら、孤独で自由なひとりの人間に戻れるのが通勤電車。揺れに身を任せ、古今東西の名詩をよめば、日常の底に沈んでしまった詩情がしみじみとたちのぼる。生きることの深い疲労感を、やさしくすくいあげてくれる言葉の世界へ、自らも詩人である編者が誘う。

目次

朝の電車(うたをうたうとき(まど・みちお)
フェルナンデス(石原吉郎)
イタカ(コンスタンディノス・ペトルゥ・カヴァフィス) ほか)
午後の電車(アドルストロップ(エドワード・トマス)
川が見たくて 盛岡・中津川(高橋睦郎)
四十五歳(ヘイデン・カルース) ほか)
夜の電車(駅へ行く道(山本沖子)
池(pond)(白石かずこ)
昨日いらつしつて下さい(室生犀星) ほか)

著者紹介

小池 昌代 (コイケ マサヨ)  
1959年、東京生まれ。津田塾大学卒業後、出版社に勤務。朗読イベントやアンソロジーの編纂など、現代詩の普及につとめるかたわら、小説、エッセー、外国絵本の翻訳、書評と、ジャンルを超えて幅広く活動。99年、詩集『もっとも官能的な部屋』で高見順賞受賞。短編集に『タタド』(題名作で川端康成文学賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)