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流通大変動 現場から見えてくる日本経済

NHK出版新書 425

出版社名 NHK出版
出版年月 2014年1月
ISBNコード 978-4-14-088425-6
4-14-088425-8
税込価格 858円
頁数・縦 247P 18cm

内容詳細

要旨(情報工場提供)

流通は経済のさまざまな面とつながっている。たとえば、都市の姿、製造業との関係、海外との貿易や投資、情報技術の革新、高齢社会の消費行動など。このように経済全体に広く、深く根ざしている流通業で起きている変化は、日本経済の縮図であるともいえる。本書は、流通の現場で起きていることを素材として、バブルの形成とその崩壊、グローバル化の進展、デフレ経済の問題、少子高齢化の影響などといった大きな変化の中で、さまざまな産業や企業が、そして消費者がどのように動いているのかについて、マクロとミクロの両方の視点から捉え、日本経済の先行きを見通している。著者は、30年間にわたって流通の現場を歩き、「ウォーキング・エコノミスト」と呼ばれる経済学者。

(要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2014年3月12日])

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商品内容

要旨

流通業界ではメーカー(上流)、問屋(中流)、小売(下流)の垣根がなくなり、チャネルリーダーのポジションをめぐる戦いが激化している。壮絶な主導権争いは消費者にどのような影響を及ぼすのか。30年間にわたって流通の現場を歩き、「ウォーキング・エコノミスト」と呼ばれる経済学者が、マクロとミクロ両面の視点から大きく動き始めた日本経済を見通す。

目次

第1章 流通から見えてくる日本経済
第2章 なぜセブン‐イレブンはミールサービスを始めたのか
第3章 アジアが日本の流通を変えた―ユニクロの成功の秘密を探る
第4章 そうは問屋が卸さない―いま中間流通に何が起きているのか
第5章 情報通信技術で変わる日本の流通
第6章 都市の変容とともに小売業も変わる
第7章 チャネルリーダーの地位を確保せよ
第8章 アジアの需要を日本の内需に
結びにかえて―流通の現場は刺激に満ちている

著者紹介

伊藤 元重 (イトウ モトシゲ)  
1951年生まれ。東京大学経済学部卒業。米国ロチェスター大学大学院経済学博士号取得。専攻は国際経済学。東京大学大学院経済学研究科教授、総合研究開発機構(NIRA)理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)