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日本霊性論

NHK出版新書 442

出版社名 NHK出版
出版年月 2014年8月
ISBNコード 978-4-14-088442-3
4-14-088442-8
税込価格 946円
頁数・縦 309P 18cm

商品内容

要旨

東日本大震災後、あらためて問い直された日本人の死生観や宗教性。現代の二賢人が、迷走する日本人の「こころ」と向き合い、人間社会の根源的な支えとしての「霊性」を論じる。教育、医療、司法、宗教の倫理的立て直しを説く内田氏(第一部)、日本的霊性のルーツに迫りつつ現代にふさわしい共生のあり方を探る釈氏(第二部)。ふたりの切実な問題意識に胸を打たれる力作。

目次

第1部 なぜ霊性を呼び覚まさなければならないか(内田樹)(先駆的な直感とセンサーの劣化について
人間社会に迫りくるもの
このメッセージは私宛である)
第2部 「日本的」霊性と現代のスピリチュアリティ(釈徹宗)(大拙の『日本的霊性』を読む
宗教的人格と霊性
霊性への道)

著者紹介

内田 樹 (ウチダ タツル)  
武道家。思想家。道場兼学塾「凱風館」館長。神戸女学院大学名誉教授。1950年東京生まれ。専門はフランス現代思想、武道論
釈 徹宗 (シャク テッシュウ)  
浄土真宗本願寺派如来寺住職。相愛大学人文学部教授。NPO法人リライフ代表。1961年大阪生まれ。専門は宗教思想、比較宗教(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)