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日本語と論理 哲学者、その謎に挑む

NHK出版新書 600

出版社名 NHK出版
出版年月 2019年9月
ISBNコード 978-4-14-088600-7
4-14-088600-5
税込価格 1,045円
頁数・縦 296P 18cm

商品内容

要旨

日本語は非論理的な言語だと言われるが、果たして本当か。単数と複数の区別がなくても支障がないのはなぜ?「の」の意味とは?「こそあど」の論理的共通点とは?考えてみれば摩訶不思議な日本語の「謎」に、言語哲学の大家が満を持して挑む、「ことばの哲学」入門、決定版!

目次

第1章 「こどもが笑った」(日本語は非論理的か
特定のこどもを指す「こども」と不特定のこどもを指す「こども」 ほか)
第2章 「三人のこどもが笑った」(数量名詞と量化
比例的な量化と比例的でない量化 ほか)
第3章 「大部分のこどもが笑った」(比例的な数量名詞
「多数のこども」と「こどもの多数」 ほか)
第4章 「どのこどもも笑った」(不定詞による量化
なぜ可算の量化になるのか ほか)
第5章 「こどもはよく笑う」(全称文と総称文
総称文の謎 ほか)
付録 様相的文脈の中の「三人のこども」

おすすめコメント

なぜ「多くのこども」と「こどもの多く」は違う意味になるか? なぜケーキを三個「食べてよい」は「以上」、「食べなくてはならない」は「以下」を意味するのか? 「三人の男」ではなく「三冊の男」で意味が通じる理由は? オスは卵を産めないのに「ペンギンは卵を産む」と言えるのはなぜか? ありふれた日常の表現に潜む、奥深い「謎」に言語哲学の大家が満を持して挑む。通巻600号にふさわしい前代未聞の一冊!

著者紹介

飯田 隆 (イイダ タカシ)  
1948年、北海道生まれ。主に言語と論理にかかわる問題を扱ってきた哲学者。東京大学大学院人文科学研究科博士課程退学。熊本大学、千葉大学、慶應義塾大学、日本大学で教え、科学基礎論学会理事長と日本哲学会会長を務めた。慶應義塾大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)