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明智光秀 牢人医師はなぜ謀反人となったか

NHK出版新書 608

出版社名 NHK出版
出版年月 2019年11月
ISBNコード 978-4-14-088608-3
4-14-088608-0
税込価格 880円
頁数・縦 220P 18cm

商品内容

要旨

文武兼ね備えたエリート武将は、いかに本能寺の変へと追い詰められていったのか。牢人医師としての出発点から、延暦寺焼き討ちで見せる冷酷さ、織田家中における異例のスピード出世、武官としての比類なき実力まで。近年急速に進む光秀研究の成果を踏まえ、謎多き素顔に英雄史観・陰謀論を排し、とことん実証的に迫る。気鋭の中世史家による、渾身の一作!

目次

新時代の子供たち
第1部 明智光秀の原点(足利義昭の足軽衆となる
称念寺門前の牢人医師
行政官として頭角を現す
延暦寺焼き討ちと阪本城)
第2部 文官から武官へ(織田家中における活躍
信長の推挙で惟任日向守へ
丹波攻めでの挫折
興福寺僧が見た光秀)
第3部 謀反人への道(丹波制圧で期待に応える
領国統治レースの実態
本能寺の変へ)
明智光秀と豊臣秀吉

おすすめコメント

文武兼ね備えたエリート武将は、いかに本能寺の変へと追い詰められていったのか。牢人医師としての出発点から、延暦寺焼き討ちで見せる冷酷さ、織田家中における異例のスピード出世、武官としての比類なき実力まで。近年急速に進む光秀研究の成果を踏まえ、謎多き素顔に英雄史観・陰謀論を排し、実証的に迫る。気鋭の中世史家による、渾身の一作!

著者紹介

早島 大祐 (ハヤシマ ダイスケ)  
1971年生まれ。関西学院大学教授。京都大学大学院文学研究科博士後期課程指導認定退学。京都大学博士(文学)。専門は日本中世史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)