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マルクス・ガブリエル欲望の時代を哲学する 2

自由と闘争のパラドックスを越えて

NHK出版新書 620

出版社名 NHK出版
出版年月 2020年4月
ISBNコード 978-4-14-088620-5
4-14-088620-X
税込価格 880円
頁数・縦 218P 18cm
シリーズ名 マルクス・ガブリエル欲望の時代を哲学する

商品内容

要旨

NHK番組「欲望の時代の哲学」出演が大反響、来日と関連書でブームを巻き起こしたマルクス・ガブリエルが帰ってきた!今度の舞台はニューヨーク。「自由」の理念の実験場とも言うべきアメリカの中心地で、注目のドイツ人哲学者は何を思い、何を語るのか?世界思想の最先端の展開から目が離せない―番組の書籍化、第二弾!

目次

序章 「欲望の奴隷」からの脱出
1章 自由意志のパラドックスを解く―カントから考えた「SNS社会のワナ」
2章 闘争の資本主義を越えて―ヘーゲルから考えた「格差社会のリアル」
3章 思考感覚が「引き裂かれた社会」を救う―新実在論から考えた「AI社会の死角」
4章 フェイクの共同体が壊れるとき―「複雑性の国」日本の可能性(対話者:斎藤幸平)
終章 敵か味方かの「世界」を越えて

おすすめコメント

NHKテレビ『欲望の時代の哲学』(2018年放送)・『欲望の哲学史』(2019年放送)が大反響を呼び、その書籍化『NHK出版新書 マルクス・ガブリエル 欲望の時代を哲学する』が哲学書として異例のヒットとなった、マルクス・ガブリエルが帰ってきた! 今度の舞台はニューヨーク。資本主義と民主主義の「実験場にして闘技場」で、ドイツ哲学のホープは何を見、何を語るのか──世界思想の最先端の展開から目が離せない!

著者紹介

丸山 俊一 (マルヤマ シュンイチ)  
慶應義塾大学経済学部卒業後NHK入局。「欲望の資本主義」をはじめ時代のテーマを独自の視点で斬る異色の教養番組を企画、制作統括。現在NHKエンタープライズ番組開発エグゼクティブ・プロデューサー。東京藝術大学客員教授、早稲田大学非常勤講師も兼務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)