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日本人の宿題 歴史探偵、平和を謳う

NHK出版新書 668

出版社名 NHK出版
出版年月 2022年1月
ISBNコード 978-4-14-088668-7
4-14-088668-4
税込価格 968円
頁数・縦 251P 18cm

商品内容

要旨

「昭和史」シリーズをはじめ、「昭和史の語り部」として多くの戦争関連書を遺した半藤一利さん。没後一年を機に、半藤さんが現代日本人に伝えようとした「大切なこと」を、生前のNHKラジオ番組での「語り」をもとに再構成して書籍化。各章末では、盟友・保阪正康氏が「半藤昭和史」の意義について解説する。

目次

1 勝ったという経験は、人間を反省させないし、利口にもしません(「これはちょっと由々しきことだ」
機会を与えれば歴史に興味を持つ ほか)
2 教育によって国というのは立つんです。経済によっては立たない(大人というのはいかにクルクルと変身するか
世の中に「絶対」ということはない ほか)
3 大きく変革するときに、人間というものは正体を現すんですよ(なぜ自分の経験を話しておこうと思ったか
恐怖を感じた雪空の下の空襲体験 ほか)
4 残しておけば、あとの人が真実に近づくことができます(四つの中学を渡り歩いた疎開生活
隅田川と浅草の青春時代 ほか)
5 歴史を自分で学んでいくことを積極的にやってください

出版社・メーカーコメント

「昭和史」シリーズをはじめ、「昭和史の語り部」として多くの戦争関連書をのこした半藤一利さん。没後一年を機に、半藤さんが現代日本人に伝えようとした「大切なこと」を、生前のNHKラジオ番組での「語り」をもとに再構成して書籍化。各章末に盟友・保阪正康氏の解説付き。

著者紹介

半藤 一利 (ハンドウ カズトシ)  
1930年、東京生まれ。作家。文藝春秋に入社し、「週刊文春」「文藝春秋」などの編集長を歴任。2021年1月逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)