アンコール王朝興亡史
NHKブックス 1271
出版社名 | NHK出版 |
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出版年月 | 2021年10月 |
ISBNコード |
978-4-14-091271-3
(4-14-091271-5) |
税込価格 | 1,870円 |
頁数・縦 | 301P 19cm |
商品内容
要旨 |
世界的なアンコール学研究者の六〇年近い研究の総決算。往時の人々の六〇〇年に及ぶ叡智と最先端技術の結晶である世界遺産アンコール。前にすると膨大な石造伽藍に圧倒される。クメールの人々は、これだけの建造物をどうやって造ったのか、労働力を支えた経済力は何によって賄われていたのだろうか、造営した二六代の王たちは何を考え、どのように生きたのか。碑文、発掘成果、最新測量技術などを駆使した研究成果を踏まえ、アジア世界へとつながっていた王道の踏破、周辺五大都城調査、世界的な大発見二八〇体の仏像の発掘などを通して、王たちの興亡の歴史を振り返る。 |
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目次 |
第1章 アンコール遺跡とは何か―巨大な建寺エネルギーに圧倒される |
出版社・メーカーコメント
アンコール王朝は密林の中の閉ざされた文明ではなかった。遺跡に60年近く通い続け、埋められていた280体仏の発見などの成果をあげた、世界的な第一人者による“アンコール学総決算”。アンコールより周辺国に延びる王道を踏破し、新たな歴史観を提言する。