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泰平ヨンの未来学会議

改訳版

ハヤカワ文庫 SF 2009

出版社名 早川書房
出版年月 2015年5月
ISBNコード 978-4-15-012009-2
4-15-012009-9
税込価格 1,100円
頁数・縦 238P 16cm

商品内容

要旨

地球の人口問題解決の討議のため開催される世界未来学会議に出席せんと、コスタリカを訪れた泰平ヨン。ところが、会議の最中にテロ事件が勃発。ヨンたちは、鎮圧のために軍が投下した爆弾の幻覚薬物を吸ってしまう。かくしてヨンは奇妙な未来世界へと紛れ込む…。レムがブラックな笑いでドラッグに満ちた世界を描きだす、異色のユートピアSF。

おすすめコメント

世界未来学会議に出席したヨンはテロに遭遇し、2039年の世界へ紛れ込む……。初文庫化

著者紹介

レム,スタニスワフ (レム,スタニスワフ)   Lem,Stanislaw
1921年、旧ポーランド領ルヴフ(現ウクライナ領)に生まれる。クラクフのヤギェウォ大学で医学を学び、在学中から雑誌に小説や詩を発表し始めた。51年に第一長篇『金星応答なし』を発表。1950年代から60年代にかけて、地球外生命体とのコンタクトをテーマにした三部作ほかのSF作品を発表。70年代以降はメタフィクションを発表した。その深遠かつ巨視的なテーマの作品から、20世紀世界文学史上の巨人の一人に数えられる。2006年死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)