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日本SFの臨界点 怪奇篇

ちまみれ家族

ハヤカワ文庫 JA 1441

出版社名 早川書房
出版年月 2020年7月
ISBNコード 978-4-15-031441-5
4-15-031441-1
税込価格 1,100円
頁数・縦 431P 16cm
シリーズ名 日本SFの臨界点

商品内容

要旨

「2010年代、世界で最もSFを愛した作家」と称された伴名練が、全身全霊で贈る傑作アンソロジー。日常的に血まみれになってしまう奇妙な家族のドタバタを描いた津原泰水の表題作、中島らもの怪物的なロックノベル「DECO‐CHIN」、幻の第一世代SF作家・光波耀子の「黄金珊瑚」など、幻想・怪奇テーマの隠れた名作11本を精選。全作解題のほか、日本SF短篇史60年を現代の読者へと再接続する渾身の編者解説1万字超を併録。

著者紹介

伴名 練 (ハンナ レン)  
1988年生まれ。京都大学文学部卒。2010年、大学在学中に応募した「遠呪」で第17回日本ホラー小説大賞短編賞を受賞。同年、受賞作の改題・改稿版に書き下ろしの近未来SF中篇「chocolate blood,biscuit hearts.」を併録した『少女禁区』(角川ホラー文庫)で作家デビュー。近年は中短篇SFを中心に発表。2019年に短篇集『なめらかな世界と、その敵』(早川書房刊)を発表し、ベストSF2019投票で国内篇の第1位を獲得した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)