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マリー・アントワネット 上

ハヤカワ文庫 NF 316

出版社名 早川書房
出版年月 2006年12月
ISBNコード 978-4-15-050316-1
4-15-050316-8
税込価格 785円
頁数・縦 454P 16cm
シリーズ名 マリー・アントワネット

商品内容

要旨

女帝マリア・テレジアが同盟の要としてフランスへ送りこんだ花嫁は、たった十四歳の少女だった。慣習とゴシップに満ちた宮殿で大勢の姻族と召使が見守るなか、少女は何を思い、どう振る舞ったか―その激動の生涯ゆえに数々の神話にいろどられ「悲劇の王妃」とも「浪費好きな快楽主義者」とも言われる王妃マリー・アントワネット。そのどちらでもない真実の姿をあたたかい眼差しでとらえ、一人の女性として描ききった伝記。

目次

第1部 マダム・アントワーヌ(小さな皇女さま
生まれつき従順なもの
偉大さ
天使を送りこむ)
第2部 王太子妃(フランスの幸福
全世界が見ている前で
奇妙な態度
国民の愛)
第3部 王妃(まさしく女神として
不幸せな女?
あなたは私のもの
彼らの願いをかなえる)
第4部 王妃として、母として(王冠の花飾り
サン・クルーを手に入れる)

著者紹介

フレイザー,アントニア (フレイザー,アントニア)   Fraser,Antonia
1932年、イギリス生まれ。オックスフォード大学卒。歴史文学者。1969年より歴史を題材にした作品を執筆し始め、『スコットランド女王メアリ』でジェイムズ・テイト・ブラック記念賞、『信仰とテロリズム―1605年火薬陰謀事件』でセント・ルイス・リテラリー・アワードとCWA賞ノンフィクション・ゴールドダガー賞を受賞。1999年に、英国の代表的な勲章であるCBE章(Commander of the British Empire)を受けた。夫は2005年にノーベル賞を受賞した劇作家のハロルド・ピンター氏
野中 邦子 (ノナカ クニコ)  
英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)