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重力波は歌う アインシュタイン最後の宿題に挑んだ科学者たち

ハヤカワ文庫 NF 509

出版社名 早川書房
出版年月 2017年9月
ISBNコード 978-4-15-050509-7
4-15-050509-8
税込価格 858円
頁数・縦 334P 16cm

商品内容

要旨

物体が運動したときに生じる時空のゆがみが光速で波のように伝わる現象「重力波」。100年前にアインシュタインが存在を予言しながら、これまで観測されていなかったこの波動を、米国の研究チームがついにとらえた。ノーベル物理学賞も確実視される偉業の裏には、どんなドラマがあったのか?天文学の新地平を切り拓く挑戦の全貌を関係者への直接取材をもとに描き出す、出色のサイエンス・ドキュメンタリー。

目次

ブラックホールの衝突
雑音のない音楽
天の恵み
カルチャーショック
ジョセフ・ウェーバー
プロトタイプ
トロイカ
山頂へ
ウェーバーとトリンブル
LHO
スカンクワークス
賭け
藪の中
LLO
フィゲロア通りの小さな洞窟
どちらが早いか

著者紹介

レヴィン,ジャンナ (レヴィン,ジャンナ)   Levin,Janna
コロンビア大学バーナード・カレッジ物理学・天文学教授。宇宙物理学者として、ブラックホールや時空の余剰次元、重力波にかんする業績を持つ
田沢 恭子 (タザワ キョウコ)  
翻訳家。1970年生。お茶の水女子大学大学院人文科学研究科英文学専攻修士課程修了
松井 信彦 (マツイ ノブヒコ)  
翻訳家。1962年生。慶應義塾大学大学院理工学研究科電気工学専攻前期博士課程(修士課程)修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)