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オッペンハイマー 中

原爆

ハヤカワ文庫 NF 606

出版社名 早川書房
出版年月 2024年1月
ISBNコード 978-4-15-050606-3
4-15-050606-X
税込価格 1,408円
頁数・縦 421P 16cm
シリーズ名 オッペンハイマー

商品内容

要旨

ロスアラモス国立研究所でオッペンハイマーが指揮する原爆開発は、徹底した情報統制のもと進められた。ジョン・フォン・ノイマンの発見により爆縮というアイデアを得たチームは1945年7月16日、人類初の核実験を成功させる。そして「雲のある日は爆撃しないこと」というオッペンハイマーの言葉を守るように、日本時間8月6日午前8時14分、よく晴れた空から原子爆弾リトル・ボーイが広島に投下された。

目次

第2部(承前)(シュバリエ事件)
第3部(彼は非常な愛国者になっていた
あまりにも秘密主義
オッペンハイマーは、真実を言っている
自殺 原因不詳
彼女を養女に引き取ってくれない?
ボーアは神、オッピーはその預言者であった
ガジェットが文明におよぼす影響
とうとう、全員がこんちくしょうですね)
第4部(このかわいそうな人たち
手が血で汚れているように感じます
ニューヨークだって破壊できます
オッピーは発疹にかかったが、免疫ができた
知識人のホテル ほか)

出版社・メーカーコメント

クリストファー・ノーラン監督最新作『Oppenheimer』原作「オッペンハイマーという誰よりもドラマティックな人生を歩んだ男の脳内に入り、彼の物語を描くことによって、観客のみなさんに彼の人生を追体験してもらいたかった」−−クリストファー・ノーラン2006年ピュリッツァー賞受賞作「原爆の父」と呼ばれた一人の天才物理学者J・ロバート・オッペンハイマーの生涯を丹念に描くことで、人類にとって国家とは、科学とは、平和とは何かを問う。全米で絶賛された傑作評伝、待望の文庫化。

著者紹介

バード,カイ (バード,カイ)   Bird,Kai
1951年生まれ。歴史家・ジャーナリスト。ニューヨーク市立大学大学院レオン・レヴィ伝記センター事務局長。アメリカ歴史家協会会員
シャーウィン,マーティン・J. (シャーウィン,マーティンJ.)   Sherwin,Martin J.
1937年生まれ。タフツ大学(マサチューセッツ州)歴史学教授など歴任。広島・長崎への原爆投下に至る米国核政策をテーマにした『破滅への道程』で米歴史本賞受賞。2021年没
河邉 俊彦 (カワナベ トシヒコ)  
1933年静岡県生まれ。一橋大学社会学部卒。日本アイ・ビー・エム株式会社、三菱自動車工業株式会社勤務の後、“日経サイエンス”の記事をはじめ、経済・法律・文化など多方面の翻訳を手がける
山崎 詩郎 (ヤマザキ シロウ)  
東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課程修了。東京工業大学理学院物理学系助教(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)