• 本

喪失の冬を刻む

ハヤカワ・ミステリ文庫 HM 498−1

出版社名 早川書房
出版年月 2022年7月
ISBNコード 978-4-15-185101-8
4-15-185101-1
税込価格 1,430円
頁数・縦 493P 16cm

商品内容

要旨

ローズバッド居留地に住むラコタ族のヴァージルは、卑劣な事件を起こす人間に処罰屋として正義を実行することを生業にしている。ある日、彼は居留地内でヘロインを売ろうとしている男がいるという話を聞く。このままでは多くの若者が食い物にされ、命を落としかねない。そして彼の甥がヘロインの過剰摂取で倒れてしまい…。新しい時代のヒーローを描く、ミステリ文学賞五冠を達成した傑作ハードボイルド。

出版社・メーカーコメント

先住民族の居留地で起こった麻薬密売事件に巻き込まれた甥を救うため、白人と先住民の血を引く”おれ”は巨悪に立ち向かうが――

著者紹介

デイヴィッド・ヘスカ・ワンブリ・ワイデン (デイヴィッドヘスカワンブリワイデン)   David Heska Wanbli Waiden
シチャング・ラコタ族の作家。2020年に本書『喪失の冬を刻む』で長篇デビュー。本作はアンソニー賞、マカヴィティ賞、バリー賞、レフティ賞、国際スリラー作家協会賞の新人賞を受賞。国際的に非常に高い評価を受ける。米国コロラド州デンバー在住
吉野 弘人 (ヨシノ ヒロト)  
山形大学人文学部経済学科卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)