• 本

台北裁判

ハヤカワ・ミステリ文庫 HM 523-1

出版社名 早川書房
出版年月 2024年12月
ISBNコード 978-4-15-186351-6
4-15-186351-6
税込価格 2,035円
頁数・縦 666P 16cm

商品内容

要旨

台湾の少数民族アミ族の、マグロ漁の船長一家が惨殺された。インドネシア人の船員が逮捕され、一審で死刑判決が下る。二審担当の公設弁護人の〓(トン)は、台湾漁業を牛耳る巨大企業の圧力により早期結審を強いられる。しかし被告が中国語を話せないことを知った〓は調書に疑問を抱き、冤罪を疑う。〓の弁護で報道は過熱、死刑制度を巡る国民的論争が起き、与党は国民投票を目論むが、裁判は意外な結末へ。驚愕の法廷ミステリ。

出版社・メーカーコメント

台湾の少数民族アミ族殺害事件で、ある少年が逮捕された。アミ族の公選弁護人バオは、反対を押し切り彼の冤罪を晴らそうとするが……

著者紹介

唐 福睿 (トウ フクエイ)  
台湾で法学修士号を取得し、弁護士として5年間活動した後、教育部の奨学金を得て渡米。カリフォルニア芸術大学(CalArts)で映画製作を専攻し、脚本家・映画監督を目指す。2022年に公開された映画『童話・世界』では脚本と監督を務め、数々の賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)