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見てしまう人びと 幻覚の脳科学

出版社名 早川書房
出版年月 2014年10月
ISBNコード 978-4-15-209496-4
4-15-209496-6
税込価格 2,530円
頁数・縦 379P 20cm

商品内容

要旨

幻覚とは外的現実がまったくないのに生まれる知覚、つまりそこにないものを見たり聞いたりすること。しかしサックスによれば、幻覚は狂気の徴候でも不名誉なことでもなく、それは他に類のないカテゴリーの意識であり、精神生活であるらしい。驚くべき、しかし人間のありようの根幹を伝える実例について共感をもって語る、サックス待望の医学エッセイ最新作。

目次

静かな群衆―シャルル・ボネ症候群
囚人の映画―感覚遮断
数ナノグラムのワイン―においの幻覚
幻を聞く
パーキンソン症候群の錯覚
変容状態
模様―目に見える片頭痛
「聖なる」病
両断―半視野の幻覚
譫妄
眠りと目覚めのはざま
居眠り病と鬼婆
取りつかれた心
ドッペルゲンガー―自分自身の幻
幻肢、影、感覚のゴースト

出版社
商品紹介

幻覚は狂気の徴候でも不名誉でもない。比類なきカテゴリーの意識であり精神生活なのだ。サックス渾身の「幻覚のアンソロジー」。

著者紹介

サックス,オリヴァー (サックス,オリヴァー)   Sacks,Oliver
医師として活躍するかたわら、『レナードの朝』(アカデミー賞を受賞した同名映画の原作)を初めとする12冊の著書を持つ作家。ニューヨーク大学医学部教授
大田 直子 (オオタ ナオコ)  
翻訳家。東京大学文学部社会心理学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)